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日常生活と気功
日常生活に気功法を取り入れて工夫する事は、「座臥行走皆為禅(ざじんぎょうそうかいいぜん)」と呼ばれます。
これは、読んで字のごとく、「座ることも寝ることも歩くこと走ることもみな禅になる」という意味です。
より深くいえば、例えば気功法の上で最も大事なポイントである「丹田」において、余分な気(エネルギー)が出て行かないようにとどめ、
新しい気が入ってくるようにする、といったことですが、
本記事ではもっとハードルを下げて、誰でもできるちょっとした工夫をいくつかご紹介します。
1.人が密集する場所をできるだけ避ける
混雑した場所に長時間いたら、なんとなく「人酔い」してしまった。そんな事はありませんか?
それは、単にストレスを感じたからだけでなく、周りの人々の「邪気」を無意識のうちに吸収し、また気のエネルギーを周囲の人に吸い取られてしまっているためです。
それを防ぐためには、そもそもそうした場所を「避ける」こと。
例えば電車に乗る時は、ラッシュの時間を避ける。「急行」よりもなるべく「各停」。
住む場所も、出来るだけ人口密度が高くない場所が良いでしょう。
どうしてそのような工夫をする必要があるのかというと、
人が密集している場所には、実は邪気が溜まりやすいのです。
(※上級編としては、人が多い場所では意識を「上丹田」(眉間の奥あたり)に集中する事で、バリアの効果が高まります。気功法について、詳しくは「気功」カテゴリーにて。)
2.意識を集中させる行動の「数を減らす」
特に女性に多いのですが、日常生活の中で「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」とあちこちに意識が向かうあまり、
思うようにいかない時にイライラしたり、ぐったり疲れてしまう。そういった悩みは多いと思います。
理想を言えば、「一度にひとつの事だけ」に意識を集中させる事が、気功法の上では最も気のエネルギーロスを防げます。
個人的にオススメなのは、行動リストに「優先順位」を付けて、最優先次項から取り掛かり、やっている時は出来るだけその事に集中する(他の事はなるべく考えない)ことです。
掃除している時は掃除に集中。買い物している時は買い物に集中。
そうして少しずつ、先の事を考え過ぎないようにする事で、一日の疲れやストレスもぐっと減る事を実感できます。
3.邪気を「防ぐ」
レストランのテーブルの角、満員電車、病院・・
邪気の溜まりやすい場所も、時には避けられない事もあります。
そんな時に、簡単にできる邪気を防ぐコツとしては、
・親指を薬指の付け根に付けて、ギュッと強く握る
・電車では腕や足を組む
・見えない薄いバリアが自分を覆っているイメージを持つ
4.邪気をもらってしまったら「払う」
また、邪気をもらってしまい気分が悪くなってしまった時は、
その場所から離れた時(例えば電車から降りた駅のホームなどで)、
・足の裏から邪気が抜けていくイメージを持ち続ける
・パン、パン、と足を軽く地面に打ち付けて邪気を「払い落とす」
・体全体を上下に振って邪気を落とす(傘から雨の雫を払い落とすイメージ)
5.効果的なアクセサリーを身につける
という方法もあります。
パワーストーンというと、もうそれだけで「胡散臭い、インチキ臭い」というイメージを持ってしまう方もいると思いますが、ちゃんと自分に合った石を選べばそれなりの効果はあります。
パワーストーンの選び方については、ピンキリですが、実際に手に持ってみて、ピリピリとした嫌な感じがするものは避けましょう。
手のひらに乗せた時に、微弱な、ホワっとした気を感じられるのは良い石です。
僕が実際に仕事場に置いているのはこれです。タイガーアイ、レッドタイガー、オニキスがバランス良く配合されています。
(僕個人的には、運気のためというよりも単純に良い「気」を発する石が好きなので置いています)
身に付けるだけで効果が期待できるので、気功法に慣れていない人にもおすすめです。