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岩波論

空いている優先席には若者も積極的に座った方が良いと思う3つの理由

空いている優先席に若者はNGなのか?

「電車やバスの優先席で若者は座ってはいけない」という価値観を持つ人は、少なくないと思います。

さらに、上サイトの調査結果では、6割の人「空いている優先席には座らない」そうです。

しかし、私個人的には、空いている優先席には若者も積極的に座った方が良い、と思うので、

今回、その根拠を掲示してみます。

 

理由1:優先席は禁止席ではない

まず、議論の前提として、優先席とは、お年寄り、障がいを抱える人、妊婦さん、病気の人などに「優先して譲る」ための席です。

制度趣旨としては、ハンディキャップを抱える人に対する思いやりのため、優先席に座っている時にそういった人を見かけたら、譲ってあげましょうね、という事だと思います。

その趣旨にはもちろん賛成です。

しかし、それを「元気な人や若者は座ってはいけない」という風に捉えてしまうと、

それは優先席ではなく、禁止席となってしまいます。

もし、どれだけ空いていても座ってはいけない事になってしまうと、それはもはや若者に対する逆差別となってしまいます。

私の中高時代の母校でも、「優先席には絶対に座るな」という教育方針だったので、当時は合理的な根拠を感じる事が出来ず、首をひねりました。

「譲る権利」は、「座る権利」という前提の上で成立する、というのが私の見解です。

 

理由2:「老人だから」「ハンディキャップだから」と無思考に譲るのはかえって失礼

昨今の少子高齢化社会により、そもそも「高齢」の定義も曖昧になってきています。

80歳過ぎても足腰がしっかりしているおじいちゃん、おばあちゃんもいれば、

20代でも病弱だったり、足腰が弱かったり、体調が悪くてフラフラな状態の若者もいるわけです。

あるいは、「障がい者」と一言でいっても、見た目には分からないような病気、障がいも多々あります

パッと見て、「あっ、お年寄りだ」と思い、善意のつもりで譲ろうと声をかけたら、

かえって不快そうな態度を取られた、という話を耳にする事も少なくありません。

反対に、優先席に座っている人が若者や、一見健康そうに見える人だからといって、

無条件に白い目で見る、というのも、合理性を欠いているように感じます。

客観的に、他者をほんの数秒間、はたから見て得られる情報は、ごく限られているのです。

 

理由3:空いているなら座った方が混雑緩和になる

通勤、ラッシュの時間帯の満員電車(バス)でも、

優先席の前のつり革に捕まって立っている人を見た事のある人は少なくないと思います。

明らかに優先すべき人が周囲にいない(と主観的に判断できる)時にも優先席に座らない、というのは、

電車(バス)全体の混雑緩和を妨げる行為となってしまいます。

 

結論

優先席の「優先」の基準には、絶対的なものはなく、曖昧なので、

結局のところ、個人の主観的なモラルによる線引きが基準になると思います。

その上で、僕個人的には、上記の理由により、優先席には空いているなら座った方が合理的、と思うのです。