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デートを遅刻やドタキャンする時の女性心理
以前、男性とのデートや食事の約束に遅刻やドタキャンをする時の女性心理を解明したいと思い、
職業や性格の異なる知人女性複数名にぶっちゃけの本音を聞いたところ、
・行くつもりでいたけど、直前になって気が変わり、行くのがだるくなった
・他の男性や友達からの誘いがあり、そちらの方に行きたくなった
・そもそも行くつもりがない状態でアポを取り付けた
といった本音が、思っていたよりもずっと多く、驚いた事があります。
もちろん、人やタイミングによっては「本当に体調を崩してしまった」「本当に重要なスケジュール(身内の法事など)が重なってしまった」といった理由で行けなくなってしまった場合もある、との事ですが、
本音では、ドタキャンにためらいや罪悪感をあまり感じない、という女性が著者知人でも半数以上、と多かったのです。
では何故、女性はドタキャンに罪悪感をあまり感じない傾向があるのか?
その心理構造として、著者なりの分析としては、(※あくまでも傾向として、)
1.恋愛市場で女性は20代半ばまでは同年代男性より価値が高い
2.そのため、基本、複数の男性から同時期に誘われる事に慣れており、デートの誘いには困っていない
3.よって、「この男を断っても他にも男がいる」「もっといい男だって現れる」というマインドになる
4.したがって、「この男をドタキャンして仮に縁が切れても、自分にとって損になる要素はない」と思う
というものです。
(※もちろん、なかには、10代のうちから男性の時間に対して対等に敬意を払える女性もいるのですが、全体の中では小数派である、というのが著者推定です。)
ここで本題。女性の遅刻やドタキャンは、女性自身にとって大損!?
先ほどの心理構造自体は、女性目線に立ってみれば、一見、合理的だし、間違ってないように思えます。
確かに、短期的にはそうでしょう。しかし、長期的には、確実にそのツケが女性自身に回ってきて、大損をしてしまいます。
その理由を、以下に示します。
いい男は、「短期的には」女性に選ばれる立場だが・・
まず、20代前半までの女性にありがちなマインドとしては、「自分が、まわりによってくる男を選んでいる側の立場」「でも同年代でなかなかいい男が来ない。もっといい男と出会いたい」というもの。
一方、その時期の同年代の男性といえば、サラリーマンや公務員だと就職して数年目。組織の最下部からスタートしたキャリアも、まだまだ発展途上。
起業家やクリエイターなどの場合、(よっぽど速攻で成り上がった人以外は、)こちらも実績を少しずつ積み重ねていく途中。
この時期は、成功者(出世する人)の場合も、普通の人の場合も、転落する人の場合も、
客観的な数字やステータスで判断できる材料が少なく、よーいドンで社会に出てからまだ最序盤なので、
いわば、この中で誰がこの先伸びるのか、客観的視点ではまだブラインドの状態です。
そのため、女性はこのフェーズでは男性が「今すでに持っている」価値(ルックス、収入、社会的な力など)をもとにして魅力を判定するのです。
だから、「とりあえず大企業に正社員で入社した男」「分かりやすい万人受けのイケメン」「女性への接し方が上手い」「自分の男アンテナに引っかかる」など、即時的に惹かれる男のタイプを優先して、会ったり付き合ったりします。
なので、そうでない男(今、取り立てて光る要素を感じない男)からの誘いはドタキャンしたり、場合によっては「めんどくさい」と縁を切ったりする訳です。
いい男は、長期的には「女性を選ぶ」立場になる
しかし、成功者や出世する人は、この段階では光る要素を感じさせなくても、着実に成長し続けています。
そして、時間が経ち、社会的なフェーズが上がってくると、ビジネスでもプライベートでも、自分の時間や他者の時間に対して、感覚がどんどんシビアになっていくのです。
アポ遅刻やドタキャンで埋め合わせもない人は、その場で即、ロスカット(縁切り)。
どんなに表面上取り繕っていても、他者に対等な敬意を示せない人はすぐに看破して即、絶縁します。
(これは僕に限った話ではなく、その証明として、すでに社会的に成功している人達の本を実際に読んでみれば、その感覚のシビアさが個人的な偏りではない事が分かるでしょう。)
理由は簡単で、常に新しい人とどんどん知り合っていく中で、人生の限られた時間、関わり続けられる人の数は限られているからです。
さらに、恋愛においても、過去の様々な失敗経験から多くのフィードバックを得ているので、
この時期にはもう、「この女性は男性に対等な敬意を抱いていないな」「ドタキャンに罪悪感を持たないタイプだな」というのは、ぶっちゃけた話、少し話せばすぐ判別できるようになっています。
当然、そうした人は例外なく全員、サクッとフェードアウトして、縁切りです。
女性視点での機会損失(チャンスを失っている)
さて、この現象を、女性側の視点から見るとどうなるか?
それは、いい男(成功者)を、女性同士の競争が激化する前の段階(20代前半)でゲットするチャンスを自らドブに捨てている、という事です。
そして、すでに社会的に成功している男性は、自分が有名になる前から敬意を忘れず、支え続けてくれた人を忘れません。掛け値なしで信頼できるので、自分の親しい人間関係は、そうした人達で固めています。これには、まず例外はありません。
況(いわん)や、人生のパートナーをや。(※意味「人生のパートナーにおいては、なおさらそうだ。」)
すでに成功している男性に、どれほど今から取り入ろうしても、男にとって、そもそもそうした女性は結婚相手としては対象外か、あるいは「自分と同等のバリューを有しているかどうか」をシビアに判断され、結果は、その人次第となるでしょう。
ちなみに、そんな男女の恋愛戦略の違いを、歌で表現すると、こんな感じになります。
20代から男性への敬意を忘れない女性に、チャンスはめぐってくる
結論、もしあなたが女性で、いい男と結ばれたい、と本気で思っている場合は、
男性との約束を、その場の気分で遅刻やドタキャンせず、
どうしても行けない場合は、事情を説明し、次回の食事をおごったり、プレゼント等、埋め合わせをする。
そういった男性への敬意を、行動で表す習慣を今この瞬間から身に付ければ、
これからめぐり合う男性のレベルは確実に向上していくでしょう。
自分の行動や判断に、20代のうちから責任を持てる女性は、そういう人が少ないからこそ、男性から見たら光ります。
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また、自ら行動を起こし、出会いをつかみに行く女性にも、チャンスは大きく広がるでしょう。
あなたの恋愛に、幸せが訪れますように。