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岩波論

敏感で疲れやすい「HSP」刺激を求める「HSS」とは?HSPの僕が語る生きづらさ解消法

生まれつき敏感で繊細な「HSP」とは

「HSP」(Highly sensitive person)とは、生まれつき高度な感受性を持っている人達の気質傾向を差して使われる言葉です。

一言で言うと、「刺激に敏感で疲れやすい繊細な人」、という事です。

例えば、人混みの中にいると普通の人よりも異常に疲れてしまう

他人の感情が自分の中に入って来てしまい集団でのコミュニケーションで消耗してしまう・・

といった特徴などが挙げられます。

今までは、こういった要素“その人個人の性格”として捉えられがちなものでしたが、

近年では「HSP」という概念認知度も徐々に高まり、本屋に行けば書籍もちらほら見られるようになりました。

 

刺激を求める「HSS」とは

一方、「HSS」(High Sensation Seeking)という概念もあります。

こちらは、「より強く刺激を求め、リスクを恐れず冒険心に富んだ人」気質傾向を差します。

一見、こうした人は繊細な「HSP」タイプとは正反対に見えやすく、水と油の関係性のように捉えがちですが、

「HSP」の人の全体の3割ほど「HSP」と「HSS」の合わさった”複合型”である、と言われます。

具体的には、「外では非常に活発に振る舞い、社交性が高いけれども、家に帰って一人になると別人のように静かになり、内向的に過ごす」

という特徴を持っていて、これは個人的にめちゃくちゃ分かります。

何故なら、本記事を書いている僕も「HSP&HSS複合型」の気質傾向が非常に強いためです。

 

HSPに共通する主な特徴

HSPに共通する特徴として、感覚処理過敏症が挙げられます。

・刺激に敏感すぎる

→人混みで異常に疲れる、行列や電車が苦痛、集団でのコミュニケーションが疲れる、など。

・心の境界線がもろい

→他人が怒られているのを目撃しただけでも、まるで自分が当事者のようにストレスを感じる。

・疲れやすい

→人から見て何もしていないように見えても、常に神経が高ぶり、疲れやすい状態になっている。

・人の影響を受けやすい

→話している相手の感情がネガティブ(愚痴など)だと、自分の感情まで振り回されてしまう。

・自責や自己否定が強い

→自責の念に駆られやすく、また心の中に溜め込みやすい。

 

人に理解されにくい、HSPゆえの苦しみ

以下は、僕自身が実際に経験した話ですが、

「HSP」という概念を知らず、また自分で経験した事のない人こういった悩みを相談しも、「何だ、そんな事ぐらい」と捉えられてしまいがちです。

人としての繊細さや、感覚に敏感である事は、学校や職場など社会生活上、「弱さ」として負のレッテルを貼られてしまう事が往々にしてあります

更に、親や周囲の知人にも「集団行動だから我慢しろ」とか「軟弱だから早く治せ」とか言われて、

深刻さを理解してもらえず、余計に追い詰められてしまうパターンもあります。

僕自身、つい最近まで「HSP」という概念を知らなかった事もあり、

本音を打ち明けると、今まで常に心のどこかで自責の念に駆られて過ごして来ました。

「なんで自分ばかりこんな思いをしなければいけないんだ」とか、くよくよ悩んだり、

自分以外の人間達には全員、心臓に毛が生えていて、自分だけそれが無いからこんなに苦しいのか、とか思ったりしていました。

しかし現在、人口の約2割(5人に1人)はHSPである、とされている通り、

それほど珍しいものでもなく、むしろ同じような苦しみを抱えている人達は沢山いるんだな、という事を最近になってようやく知りました。

 

HSPの生きづらさを解消する方法①~人間関係編~

結論から言えば、HSPは「病気」ではなく「気質」であるため、この気質自体をどうにかする事は出来ません。

HSP自体を良くないもの、として治そうとする発想は、余計に自分自身を追い詰めてしまうだけです。

そのため、生きづらさや日々のストレスを解消するには、「自分」よりもまず周りの「環境」を変える事が重要であり、

その中でも、まずは「人間関係」を根本的に変える事が一番重要だった、と今では思います。

以下、僕が今まで変えてきたことの中でストレス軽減に効果があったものをご紹介します。

SNS上の希薄な人付き合いを減らす

Twitter、Facebook、Instagram…SNSに触れている時間を、まずは減らしていきましょう。

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実は、僕は過去にFacebook上の友達リストを全削除し、完全にゼロにしています。

そのストレス軽減効果は絶大でしたが、いきなり「全削除」は人にとってはハードルが高いかも知れません。

そのため、まずは「最近あまり関わりが無い」と思う人から段階的に削除していくようにしましょう。

ここで、その人に申し訳ない、と思う必要は全くありません。

あなたが誰と関わって生きていくかは、あなた自身に決める権利があるからです。

集団での人付き合いを減らす

食事会、同窓会、知り合いに誘われたイベント、etc…

自分にとって、「今日が人生最後の日だとしても行きたいかどうか」で判断し、そうでないものは丁重に断るようにします。

さらに、人付き合いは1:1をベースに築いていくように心がけ、自分が本当に信頼出来る人とだけ積極的に関わるようにしましょう。

もし、学校や職場などで減らしづらい人間関係がある場合は、出来るだけ距離を取るようにして、それでも居心地が悪ければ、自己防衛のために辞めてもOKです。

家族と距離を取る

HSPの傾向として「親に支配されている」という感覚が抜けない、というものがあります。

僕自身も、親元を離れて暮らし始めるまで、心のどこかにそうした心理がありました。

しかし、言うまでもなく、あなたの人生はあなた自身のものであり、親が無理やり支配したり捻じ曲げたりして良いものでは決してありません。

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「親とて人間であり、エゴイストである」というごく当たり前の真理に気付き、物理的にも、心理的にも、距離を取るようにしましょう。

 

HSPの生きづらさを解消する方法②~セルフケア編~

自分をいたわる事に妥協しない

もともと、自分に厳し過ぎる傾向にあるHSP。

だからこそ、セルフケアには妥協せず、しっかりと自分をいたわり、癒してあげる事が必要です。

お風呂はシャワーで済まさず、温泉系入浴剤を入れ、バスタブに体を漬けてしっかりリラックスしましょう。

お風呂あがりにはマッサージ器で体を優しくほぐしてあげましょう。若者なのに、と恥ずかしく思う必要は全くありませんよ。

さらに、仕事の休憩時間などにもマッサージ器を使うと、大分違います。

自然との関わりを増やす

休日には、太陽の光、木々の緑、海の青・自然に触れる時間を意識して増やしましょう。

公園に行って、ベンチに座ってぼーっとするも良し。

海辺で缶ビール片手に、夕陽が沈むまで眺めているも良し。

日帰り温泉に行って、何も考えずにゆったり湯に浸かるも良し。

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絶対的に自然の多い、地方への移住もオススメです。

美味しいものを積極的に食べる

僕は、人生において「食費は出来るだけケチらない」と決めています。

(その分、家賃電気ガス水道など、他の生活費に関しては節約を心がけています。)

これは、高いものばかり食べるという意味ではなく、普段はカップラーメンやジャンクフードも食べますし、

美味しいものを「食べたい気分の時には」ケチらずに食べる、という事です。

 

おわりに~著者オススメの本~

色々書きましたが、HSPも決して悪い事ばかりではありません。

その繊細さゆえに、高い創造性を発揮して、クリエイティブな仕事や生き方を実現出来るチャンスも秘めているからです。

HSPだから、とあまりくよくよ悩まずストレスを減らす工夫を続けていけば、ちゃんと幸せになれるんだ、という事が伝われば幸いです。

最後に、僕がオススメしたい本をご紹介します。

繊細で生きづらさを抱える人には必ず読んで欲しい、一押しの本です。

僕自身が「HSP&HSS混合型」の気質だという事を初めて知るきっかけになった本です。

これを読んで、幾分か気持ちが楽になりました。

この記事を読んで下さったあなたが、ストレスや苦しみから開放され、幸福な人生を歩まれる事を願っております。