目次
はじめに
起業家であれば誰しも通る道、納税。
2014年11月4日に株式会社セレンダブルを設立して以来、
著者も例にもれず、納税や確定申告に際して、あたふたしつつも1つずつクリアしていきました。
本記事では、法人代表が納税や確定申告に関連して最低限押さえるべき3つのポイントをお伝えします。
1.法人地方税(市民税+県民税)の「均等割」は毎年必ずかかる(eLTAX可)
納税期限:【各事業年度終了の日の翌日】から2か月以内
法人の利益によって納税金額の差はありますが、法人市民税の「均等割」という税金は、仮に利益がゼロでも、必ずかかる金額です。
僕の場合も例にもれず、昨年度の均等割では、7万円前後の金額を納めました。ちーん。
納付方法は、基本的には事業所宛に振り込み用紙の入った封筒が届くので、
そこの「均等割」の項目に金額を買いて、地銀や郵便局などで振り込むだけです。
ちなみに、僕の地域だとコンビニでは振り込めませんでした。
ちなみに、県民税は県税事務所の管轄で、市民税は市役所の管轄であるため、窓口もそれぞれ違う事に留意(※横浜市の場合)。
納付期限の具体的な計算方法
例えば僕の場合だと、法人設立日が2014年11月4日のため、
納付期限は2015年10月31日(決算日)から12月31日まで、となります。
ちなみに、地方税の申告・納付には「eLTAX」の電子申告を利用すると便利です。
2.法人税の確定申告が必要(eTAX可)
納税期限:【各事業年度終了の日の翌日】から2か月以内
法人税の確定申告も、これを怠ってしまうと、後から追徴課税の追い打ちがかかってしまうリスクが生じるため、最低限必要です。
法人設立時に「4つの書類」を税務署に提出していれば、青色申告の承認も得ているはずなので、
青色申告で法人税の確定申告は提出しておきましょう。
納付期限の具体的な計算方法
例えば僕の場合だと、法人設立日が2014年11月4日のため、
納付期限は2015年10月31日(決算日)から12月31日まで、となります。
ちなみに、法人税の申告・納付には「eTAX」の電子申告を利用すると便利です。
3.個人の所得税の確定申告も必要(eTAX可)
納税期限:2月16日~3月15日
個人の確定申告も、これはこれで必要です。
法人税の申告と併せて、ダブルで申告する形になるので、
eTAXで電子申告する場合は、法人と個人で2つのアカウントを取得しておきましょう。
おわりに
他にも、年末調整、決算公告・・などなど、
法人経営のうえで様々なトピックが生じてきますが、
まず最優先事項として、上記の3ポイントを最低限、押さえておきましょう。
それ以外で、必要な事は必要な時にクリアしていけば、大きな問題は生じないはずです。
困った時には、格安で相談出来る税理士さんがいると心強いですね。
会計ソフトの定番、「やよいの青色申告」も、確定申告に関しては最強に便利なソフトです。
持っていて損はありません。